大谷翔平、体調不良のマウンドで叫んだ“敵軍への気遣い”に米注目「善きサマリア人」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の敵地レイズ戦ではスタメンを外れ、代打で空振り三振に倒れた。前日21日(同22日)のタイガース戦に「3番・投手兼DH」で出場したが、ウイルス性胃腸炎の影響で5回に代打を送られて降板。体調不良のマウンドだったが、敵を気遣って叫ぶシーンもあり「オオタニは善きサマリア人」と米投球分析家は注目していた。
タイガース戦で敵ベンチに叫んだシーンとは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の敵地レイズ戦ではスタメンを外れ、代打で空振り三振に倒れた。前日21日(同22日)のタイガース戦に「3番・投手兼DH」で出場したが、ウイルス性胃腸炎の影響で5回に代打を送られて降板。体調不良のマウンドだったが、敵を気遣って叫ぶシーンもあり「オオタニは善きサマリア人」と米投球分析家は注目していた。
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2回、先頭の左打者ウィリー・カストロと対戦したシーンだ。84マイル(約135.2キロ)の変化球がファウルになったが、ボールは三塁側のタイガースベンチへと飛んで行った。これを見たマウンド上の大谷は危険を知らせるように、敵軍ベンチに向かって大きな声で叫んだ。打球は誰にも当たらず、ネットに防がれたようだ。
このシーンに注目したのは「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏。実際の映像を公開し、文面に「ショウヘイ・オオタニは善きサマリア人。タイガースベンチに打球が飛んだことを叫んで知らせる」と記した。
「善きサマリア人のたとえ」の逸話を大谷に重ね、優しく、良い人であることを表現した模様だ。コメント欄には「ショウ大好き。彼は気にしている」「この男は最高だ」と、体調不良のマウンド上でも見られた大谷らしい気遣いに対する反応が書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)