大活躍のブレーブスのグリソムに試合後待っていたのは…

　米大リーグ・ブレーブスのルーキーが受けた「大リーグの洗礼」が現地で話題だ。10日（日本時間11日）の敵地レッドソックスでメジャーデビューを果たしたヴォーン・グリソム内野手。記念すべき初本塁打も放ち、試合後のロッカールームでは、インタビューを受けている最中に先輩選手からいじられる場面も。「タイラー面白すぎ」「最高だ！」と米ファンに笑撃を与えている。

　夢のようなMLBデビューの後に、「大リーグの洗礼」が待っていた。試合後、記者のインタビューに答えるグリソム。録音用にスマホなどが向けられる中、姿を現したのはタイラー・マツェック投手だった。取材に加わるようにさりげなく腕を伸ばすと、手にはなぜかアイスクリームが。グリソムはそれを確認すると、ぺろりと舐め、周囲からは笑いが漏れた。

　先輩選手からの愛ある“イジリ”の映像を米放送局「バリー・スポーツ・サウス」のブレーブス専門ツイッターが公開。文面には「真の『大リーグの洗礼』の瞬間は、タイラー・マツェックにアイスクリームコーンでインタビューされる時だ」と記した。米ファンからは「最高だ！」「爆笑よ」「タイラー面白すぎ」「大笑いしてるわ」「ブレーブスファミリーへようこそ！」とコメントが寄せられている。

　21歳のグリソムは2019年のドラフト11巡目でブレーブスに指名された若手有望株。メジャーデビューとなったこの日、7回にはフェンウェイパーク名物のグリーンモンスターを越える豪快な本塁打を放ち、4打数2安打2打点で8-4の勝利に貢献した。