えっ、なぜ? 球審の前で笑った後に退場、Rソックス監督が困惑「何が起きたのか」
米大リーグ・レッドソックスのアレックス・コーラ監督が4日(日本時間5日)、敵地ロイヤルズ戦で退場処分を受けた。打球を巡る判定に抗議したのち、笑顔で引き揚げようとした瞬間に退場宣告。突然の出来事の動画を米識者が公開した。指揮官は「何が起きたのか、球審に聞いたら退場にさせられた」と困惑している。
Rソックス監督が本塁打判定に抗議、立ち去ろうとした瞬間に退場
米大リーグ・レッドソックスのアレックス・コーラ監督が4日(日本時間5日)、敵地ロイヤルズ戦で退場処分を受けた。打球を巡る判定に抗議したのち、笑顔で引き揚げようとした瞬間に退場宣告。突然の出来事の動画を米識者が公開した。指揮官は「何が起きたのか、球審に聞いたら退場にさせられた」と困惑している。
突然だった。レッドソックスのコーラ監督は、許した本塁打の判定を巡って抗議。敵地が騒然とする中、冷静な様子で球審と言葉を交わしていた。諦めたのか、ほんの少し笑みを浮かべながら立ち去ろうとした瞬間だった。球審が思い切り退場のジェスチャー。指揮官は困惑しつつ猛抗議した。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は、退場シーンの動画をツイッターに公開。「ただただ馬鹿らしい。アレックス・コーラは落ち着いた様子で球審と話し合っていた。笑顔を見せ、歩き始めると退場になった。はぁ?!」と驚きをつづった。
発端の本塁打は7回に3-3から1点を勝ち越され、なおも無死一、二塁の場面だった。ロイヤルズのサルバドール・ペレスに左翼線へライナーを許し、打球はポール際のフェンス辺りに直撃。跳ね返って転々としたが、判定は本塁打になった。
米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は、「ボストンは疑惑の本塁打判定に困惑」の見出しで記事を掲載。「(打球は)フェンス上部に当たった。跳ね返ったボールはグラウンドに戻ってきたものの、審判は本塁打の判定。レビュー後も判定は変わらずスコアは7-3となった」と説明した。コーラ監督はこう語っているという。