聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた女子欧州選手権決勝を観戦

　海外女子サッカー、イングランド女子リーグのアーセナル・ウィメンに所属する女子日本代表FW岩渕真奈が自身のツイッターを更新。同代表MFでウェストハム・ユナイテッド・ウィメンの長谷川唯と一緒に女子欧州選手権決勝を観戦し、欧州女子サッカーの高いレベルを目の当たりにして新たな誓いを綴った。

　ともにイングランドのクラブでプレーする岩渕と長谷川。オフには買い物やドライブにも一緒に行く仲良し2人は7月31日に英ロンドンにあるサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた女子欧州選手権決勝を観戦したが、試合内容からスタンドの雰囲気まですべての面で圧倒されたようだ。

　試合は地元イングランドがドイツを延長の末に2-1で下して初優勝。息もつかせぬ再展開はもちろん、サッカーの聖地・ウェンブリーに集まった観客が8万7192人ということで、欧州での女子サッカー熱の高さがうかがえた。

　これについて岩渕は、スタンドで長谷川との2ショット写真とともにコメントを投稿。「この優勝でますます発展するであろうイングランドのリーグに身を置けている事に感謝しながら、日々いろんな事を吸収して、日本の女子サッカーに何かしらをもたらせるように頑張りたいなと心から思った生観戦でした！！！がんばらないと」と気持ちを新たにした。

　これには8500件を超える「いいね！」が押された。日本人ファンからは「いつも仲いいな」「かわいい」といった声だけでなく「女子でこの観客数？すご」「9万人弱は凄い」と欧州女子サッカーの盛り上がりに対する驚きの声もあった。

　何より多かったのは「目の前のことに全力で」「期待してます」「日本の女子サッカーも発展させる為にファンも頑張るぞ」といった2人への激励。近年、女子サッカーは欧州勢が南米勢をしのぐ強さを見せており、今回は世界最強決定戦の呼び声も高かっただけに、なでしこジャパンを牽引する2人には大きな刺激となったようだ。