大谷翔平の球宴登板なし 米ラジオでは「20ゲーム差あるのに…」とエ軍に辛辣な意見も
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のオールスターに「1番・DH」で先発出場。1安打1四球だった。投手としても選出されていたが、後半戦初戦の22日(同23日)の敵地ブレーブス戦での先発登板が決まった影響で、球宴での登板は実現せず。米ラジオ局は「20.5ゲーム差なのに……まともな思考と言える人間はいない」と、楽しみを奪ったエンゼルスの方針を辛辣に批判している。
オールスターでは打者としてのみ出場
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のオールスターに「1番・DH」で先発出場。1安打1四球だった。投手としても選出されていたが、後半戦初戦の22日(同23日)の敵地ブレーブス戦での先発登板が決まった影響で、球宴での登板は実現せず。米ラジオ局は「20.5ゲーム差なのに……まともな思考と言える人間はいない」と、楽しみを奪ったエンゼルスの方針を辛辣に批判している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
2年連続で二刀流選出を果たした大谷だが、見せ場は打席のみ。昨季は1回無失点で勝利投手となったが、エンゼルスが22日の登板を決めた影響で、投手・大谷の出番はなくなった。
今季は15登板で9勝4敗、防御率2.38、123奪三振、22四球という躍動でサイ・ヤング賞候補にも挙がる。球宴登板の消滅を惜しんだのは、地元ラジオ局「FOXスポーツ・AM960」だった。
パーソナリティを務めるダグ・ゴットリブ氏は「エンゼルスには球界最高の選手がいます。ベストプレイヤーに関しては追随を許しません」と断言。「投打でスーパーハイレベル」と大谷の名前を挙げている。
球宴での登板消滅の理由が、エンゼルスが登板を前倒しにした日程面であることを説明したゴッドリブ氏は「本当の問題はエンゼルスなのです。エンゼルスは巨大な災難です」と指摘した。
さらに「多くのニューヨークの球団がより大きなファンの支持を集めている。メッツ、ジェッツ、ネッツですら(エンゼルスより)上です。エンゼルスはマイク・トラウトがいてもプレーオフで一度も勝てません。トラウトとショウヘイ・オオタニがいても、プレーオフに出られないのです。球界最高の2選手です」と2014年からプレーオフから遠ざかっているチームの不振ぶりに注目している。