大谷翔平、“逆打席ワンバン”で奪三振 解説者も興奮「どれだけ急に曲がるか見て」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地ロイヤルズ戦で先発し、4回1失点と力投しながら右中指にマメができた影響で降板。5勝目はお預けとなったが、短い63球でも魅せた。投じたスライダーが完全にボールとなりながら、あまりの変化量に対し、バットが出て空振り三振。MLBが動画付きで紹介し、現地解説者は「これを知っておくべきなんです。このスライダーがあるんです」「どれだけ急に曲がるか見てください」と興奮気味に伝えている。
マメの影響で降板も…初回に圧巻スライダーを披露「これを知っておくべき」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地ロイヤルズ戦で先発し、4回1失点と力投しながら右中指にマメができた影響で降板。5勝目はお預けとなったが、短い63球でも魅せた。投じたスライダーが完全にボールとなりながら、あまりの変化量に対し、バットが出て空振り三振。MLBが動画付きで紹介し、現地解説者は「これを知っておくべきなんです。このスライダーがあるんです」「どれだけ急に曲がるか見てください」と興奮気味に伝えている。
短いイニングでも、きっちりと存在感を示す。それが、二刀流らしさかもしれない。大谷が圧巻の1球でうならせたのは、立ち上がりだった。
初回無死一塁の場面。右打者のエスコバルを2球で追い込み、投じたのはスライダーだ。思い切り腕を振って放たれた白球は打者の直前で急激に曲がりながら落ちた。追い込まれていた打者のバットが思わず出る。しかし、あまりの変化量でボールは左打者の打席でワンバウンド。敢えなくバットは空を切った。
もちろん、見送ればボール球。しかし、変化量はもちろん、スライダーのほかに160キロ超のストレート、落差のあるスプリット、50キロ以上の球速差のあるカーブと球種を誇り、絞り切るのが難しいから手が出てしまうのは致し方ない面もある。本拠地で中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツウェスト」の実況席も盛り上がった。