ドジャースのデーブ・ロバーツ監督「彼はたくさんのやるべきことがある」

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、本拠地ドジャース戦に「2番・DH」で先発予定。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合前、球宴のホームランダービーを欠場する大谷に対してコメント。「彼はたくさんのやるべきことがある」と理解を示している。

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　MLB屈指の名将が一目置いている。オールスターに2年連続で選出された大谷は、14日（同15日）にHRダービーに不参加となったことが米メディアで報じられたが、それを受けてドジャースのロバーツ監督がコメントした。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者が自身のツイッターで紹介している。

　今季も毎日のようにプレーし、二刀流の躍動を見せる大谷。ロバーツ監督は「彼はたくさんのやるべきことがある。それでも彼は上品に、そして優雅にこなしている。誰もが見たいだろうと思うが、私は分かっている」と理解を示した。さらに昨季からの活躍を認め、こうコメントしている。

「（大谷は）昨季、私たちを興奮させてくれた。でもMLBを常に背負うのは彼の責務ではない。彼は自分の体を大切にし、休みを取る必要がある。私はそれで良いと思っている」

　ロバーツ監督は2016年からドジャースの監督を務め、同年に最優秀監督賞を受賞。20年にはワールドシリーズ制覇を達成した。同じロサンゼルスで戦う名将は二刀流の活躍に敬意を払っていた。