大谷翔平のリーダーシップを米識者が証言 敵地のベンチ内で目撃されたワンシーンとは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流の活躍を見せ、日本人史上2度目の2年連続のオールスター先発出場を決めた。“大谷マニア”を自称する米識者は垣間見えるリーダーシップに注目。「ショウヘイはリーダーらしくなってきた」と評している。
ベン・バーランダー氏が自身のポッドキャスト番組で紹介
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流の活躍を見せ、日本人史上2度目の2年連続のオールスター先発出場を決めた。“大谷マニア”を自称する米識者は垣間見えるリーダーシップに注目。「ショウヘイはリーダーらしくなってきた」と評している。
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ア・リーグMVPを獲得した昨季に続き、今季もここまで打っては19本塁打、投げては8勝を記録し、2年連続となる球宴出場も決めた。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は、自身のポッドキャスト番組「フリッピンバッズ・ポッドキャスト」に大谷のコーナーを設けるほど心酔しているが、同公式ツイッターが12日(日本時間13日)に公開した動画では、「ショウヘイ・オオタニがMVPにふさわしい」と語るなど、相変わらずの大谷愛を炸裂している。
しかし、バーランダー氏は動画の最後で、能力以外にまつわる、あるエピソードも紹介。脚光を浴びせたのは9日(同10日)、敵地ボルチモアでのオリオールズ戦での一幕だった。先発左腕のパトリック・サンドバルとのベンチ内のやり取りに注目し、こう説明している。
「走者が二塁にいる場合のサンドバルの投げるタイミングについてショウヘイが指摘している。(走者なしの時と)タイミングが違うから、走者がリードを取りやすい。タイミングを変える必要があると指摘しているのだろう」
バーランダー氏は「こういうシーンは多くあるうちの一つに過ぎない」と前置きした上で、「ショウヘイはリーダーらしくなってきた」と称賛した。
チーム在籍5年目となった大谷。今季は投打だけでなく、リーダーシップを見せてチームを引っ張る場面も多く見られており、6月に敗れた試合後ではベンチ内で積極的に声をかけ、同僚と首脳陣とコミュニケーションを取る場面が話題に。「トラウトよりも声掛けしてる」「めっちゃ(英語が)喋れてる?」と日米ファンから声が上がっていたが、“大谷マニア”もリーダーシップを見逃していない。
(THE ANSWER編集部)