大乱闘→退場マリナーズ選手、翌日浴びたまさかの歓声が米話題「3000安打達成のよう」
26日(日本時間27日)に行われた米大リーグ・エンゼルス―マリナーズ戦では、計8人が退場となる大乱闘が勃発。きっかけとなった死球を受け、怒りを露わにしていたマリナーズのジェシー・ウィンカー外野手も退場処分となったが、翌日27日(同28日)の本拠地オリオールズ戦にはスタメン出場。第1打席ではシアトルの観客からスタンディングオベーションを受けた。
前日に退場処分のウィンカーはオリオールズ戦に先発出場
26日(日本時間27日)に行われた米大リーグ・エンゼルス―マリナーズ戦では、計8人が退場となる大乱闘が勃発。きっかけとなった死球を受け、怒りを露わにしていたマリナーズのジェシー・ウィンカー外野手も退場処分となったが、翌日27日(同28日)の本拠地オリオールズ戦にはスタメン出場。第1打席ではシアトルの観客からスタンディングオベーションを受けた。
地元では英雄扱いだ。エンゼルス戦での退場処分を経て、シアトルに帰ってきたウィンカーは「3番・左翼」で先発出場。初回2死走者なしで第1打席を迎えた。すると、客席にはスタンディングオベーションをするマリナーズファンも。大きな歓声と拍手に迎えられた。地元中継局「ROOTスポーツ」の実況、アーロン・ゴールドスミス氏は「球場は3000安打を達成したような雰囲気ですね」と伝えている。
MLB公式サイトでマリナーズ番を務めるダニエル・クレーマー記者もこの光景に注目した。自身のツイッターで「初回打席に入るウィンカーに大きな歓声。彼は手を挙げて、その歓声に応えた」と状況をレポートした。
エンゼルス戦後に7試合の出場停止処分を受けたウィンカーだが、異議申し立てによりこの試合には出場。第1打席で見逃し三振に倒れるなど3打数無安打だった。マリナーズは2-9で敗れている。
(THE ANSWER編集部)