26日マリナーズ戦で大乱闘、ネビン監督代行は10試合出場停止

　米大リーグ・エンゼルスは27日（日本時間28日）、フィル・ネビン監督代行らが出場停止となった。26日（同27日）のマリナーズ戦で起きた殴り合いの大乱闘の影響を受けたもの。この日の本拠地ホワイトソックス戦からしばらくベンチ入りできなくなったが、米記者は試合を眺めるネビン監督代行を発見。「誰かピザを贈れ」「ラッキーだな」などと米ファンも反応している。

　26日、先発ワンツが2回にマリナーズの打者ウインカーに死球を与え、殴り合いの大乱闘に発展。大谷翔平投手の姿もあったが、相手選手をなだめるなど冷静だった。この乱闘により、ネビン監督代行ら両軍の計8人が退場となっていた。一夜明けた27日、ネビン監督代行が10試合の出場停止となるなど、両軍の選手、スタッフに処分が与えられた。

　ベンチ入りできなくなったネビン監督代行だが、ホワイトソックス戦を球場で見つめる姿を米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者が発見した。ツイッターに「フィル・ネビン、マニー・デル・カンポ、ドム・キティはスイート席から試合を観戦している」と記し、実際の写真も公開した。

　どうやら“特等席”から試合を見つめている模様で、米ファンからは「レジェンドたち」「ラッキーだな」「マドン、代わりに監督やってくれ」などといった反応が書き込まれた。また、前日退場となったウィンカーにマリナーズファンからピザが注文・配達されるという出来事があったことからか、「誰かピザを贈ってやれ」との書き込みもあった。