トラウトの一撃に米ファン「これは完璧」

　米大リーグのエンゼルスは18日（日本時間19日）、敵地マリナーズ戦で4-2の勝利を収めた。延長10回にマイク・トラウト外野手が勝ち越し19号2ラン。外角球を逆らわずに持っていった。球団公式などが土壇場で生まれた一発の動画を公開すると、米ファンは「見事」「彼のスイングは芸術」と驚きの声を上げた。

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　主砲が一振りで勝利をたぐり寄せた。2-2の延長10回2死三塁。トラウトは外角ボールゾーンから低めに入ってくる152キロのシンカーを捉えた。打球は右中間スタンドへ。エンゼルスファンが盛り上がる中、敵地のダイヤモンドをゆっくりと回った。

　エンゼルスやMLBの公式SNSが動画を公開。米ファンは「彼のスイングは芸術」「素晴らしい」「見事な仕事ぶり」「4度目のMVPになるね」「これは完璧」「野球界最高のプレイヤー。それも断トツで」と熱狂したほか、日本人ファンも「低め捉えんのまじでやばすぎてやば」と注目している。

　トラウトは4打席目まで無安打3三振。延長で仕事を果たした。「3番・DH」で2試合ぶりに先発した大谷翔平投手は、5打数無安打で連続試合安打は11でストップ。この日はダブルヘッダーで再びマリナーズと対戦する。