錦織、20歳新鋭に逆転勝利で8強進出「とても僅差の試合だった」
4日に行われた男子テニスのブリスベン国際2回戦で勝利した錦織圭(日清食品)。世界ランキング5位につける27歳は2017年のシングルス初戦となった試合で世界105位のジャレド・ドナルドソン(米国)に4-6、6-4、6-3の逆転勝利を収めた。この一戦について、錦織本人は「少し集中力を欠いてしまった」と振り返っている。ATP公式サイトが伝えている。
2017年シングルス初戦で逆転勝利、ブリスベン国際8強進出
4日に行われた男子テニスのブリスベン国際2回戦で勝利した錦織圭(日清食品)。世界ランキング5位につける27歳は2017年のシングルス初戦となった試合で世界105位のジャレド・ドナルドソン(米国)に4-6、6-4、6-3の逆転勝利を収めた。この一戦について、錦織本人は「少し集中力を欠いてしまった」と振り返っている。ATP公式サイトが伝えている。
錦織は試合開始後、4ゲームを連取しながら相手の猛反撃に遭い、6ゲームすべて奪われて第1セットを落とした。波乱が漂う中、第2セットは3ゲームを連取するなど6-4で競り勝つと、最終セットも6-3で奪って勝利した。
同サイトは相手を振り切った第3セットについて「決定的な場面をコントロールした」と評したが、本人は「今日は(第1セットの)4-0までは素晴らしいスタートを切った。でも、それ以降は良くなかった。ドナルドソンはさらにアグレッシブにプレーし始めたし、フォアハンドが絶好調で、たくさんのウィナーを打ち込んできた。第2セットに入っても、とても僅差の試合だった」とコメント。また記事の中で、「なぜか少し集中力を欠いてしまった。彼はとても自信を持ってプレーしていた。サーブも含めていいリズムでプレーしていた」と20歳の新鋭を称えている。
次戦の準々決勝ではダビド・フェレール(スペイン)を破ったジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦。全豪オープンに向けて徐々にトップギアへと上げていきたいところだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images