“100マイル暴投”がバックネット直撃 しかし三塁狙った二塁走者はアウトに、なぜ?
米大リーグで、ヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手が魅せた、衝撃の三塁補殺シーンが話題を呼んでいる。バックネットをノーバウンドで直撃した“暴投”が跳ね返ったボールをキャッチ。三塁を狙った二塁走者を見事に刺したのだ。このシーンをMLBが公式ツイッターで公開すると、「バズーカの肩」「トリックプレー!」などと驚愕の声が上がっている。
チャップマンの100マイルがバックネット直撃、幸運な跳ね返りが捕手へ、強肩で三塁補殺
米大リーグで、ヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手が魅せた、衝撃の三塁補殺シーンが話題を呼んでいる。バックネットをノーバウンドで直撃した“暴投”が跳ね返ったボールをキャッチ。三塁を狙った二塁走者を見事に刺したのだ。このシーンをMLBが公式ツイッターで公開すると、「バズーカの肩」「トリックプレー!」などと驚愕の声が上がっている。
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なかなかお目にかかれないプレーが起きたのは、29日(日本時間30日)のヤンキース-アストロズ戦だった。10回2死で二塁には四球で出塁したケンプがいた。マウンドには守護神・チャップマン。カウント2-2からスプリンガーに投じた5球目に信じられない出来事が起きた。
左腕が投じた100マイル(約161キロ)の直球は大きく高めに外れ、捕手のサンチェスも捕球できない。これを見た二塁走者のケンプは当然のように三塁を狙った。しかし、“暴投”はバックネットにノーバウンドで直撃。そのあと、まっすぐ跳ね返り、ほぼ“定位置”にいたサンチェスの元に、まるで壁当てのように綺麗に戻ってきたのだ。
すぐさま捕球したサンチェスは間髪入れずに三塁へ矢のような送球。頭から滑り込んだ走者のケンプを間一髪、刺してみせたのだ。アウトになったケンプも信じられないというような、表情を浮かべていたのが印象的だった。