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大谷翔平、逆転12号&160キロ連発に敵地記者お手上げ「うわぁ怪物だ」「計り知れない」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。1点を追う5回の第3打席で、逆転の12号2ランを放った。15連敗阻止へ放った10試合ぶりの一発。7連勝中と勢いに乗る敵地のメディアも「うわぁ、ショウヘイは怪物だ」「大谷の凄さは計り知れない」とお手上げの反応を示した。

逆転2ランを放ち、1塁を周って豪快なガッツポーズを見せる大谷翔平【写真:Getty Images】
逆転2ランを放ち、1塁を周って豪快なガッツポーズを見せる大谷翔平【写真:Getty Images】

「2番・投手兼DH」で10戦ぶり本塁打、自らのバットで逆転弾

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。1点を追う5回の第3打席で、逆転の12号2ランを放った。15連敗阻止へ放った10試合ぶりの一発。7連勝中と勢いに乗る敵地のメディアも「うわぁ、ショウヘイは怪物だ」「大谷の凄さは計り知れない」とお手上げの反応を示した。

 15連敗脱出へ、大谷が投打に躍動だ。1点を追う5回1死一塁、相手先発ピベッタが投じたやや高めの速球を左中間へはじき返した。打球は大歓声の柵越え。久々の12号2ランを放ち、一塁ベースを回ったところで、拳を突き上げてガッツポーズ。力強く吠えた。

 5月29日(同30日)のブルージェイズ戦以来、10試合ぶりの一発。投手兼DHとして出場した試合では初本塁打だった。これに敵地の米メディア関係者たちもツイッターで反応。米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」のスポーツニュース番組でホストを務めるアダム・ペレリン氏は「うわぁ、ショウヘイは怪物だ」と反応した。

 米マサチューセッツ州地元紙「ボストン・グローブ」のレッドソックス番ピート・エイブラハム記者は「大谷の凄さは計り知れない。同じ試合で101マイル(約163キロ)を投げ、打球速度104.4マイル(約168キロ)の本塁打を打つんだ」とお手上げ。MLB公式サイトのレッドソックス番イアン・ブラウニ記者は「オオタニは誰よりも投手対戦での影響力を持っている。2ランを叩き込んだ」と自ら試合を動かせる力を称えていた。

 大谷は投手としても160キロ超の速球を連発し、7回4安打1失点と力投。4勝目の権利を持って降板した。7回は三振を奪い、力強く吠えた。エンゼルスはこの試合まで球団史上ワーストの14連敗中で、7日(同8日)にはジョー・マドン監督が試合前に電撃解任されていた。

(THE ANSWER編集部)


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