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大谷翔平の逆転12号、また史上初の歴史的一発だった 米識者「DH導入試合では初めて」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。1点を追う5回の第3打席で、逆転の12号2ランを放った。15連敗阻止へ放った10試合ぶりの一発。

12号2ランを放ち、逆転のホームを踏む大谷翔平【写真:ロイター】
12号2ランを放ち、逆転のホームを踏む大谷翔平【写真:ロイター】

「2番・投手兼DH」で10戦ぶり本塁打、自らのバットで逆転弾

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。1点を追う5回の第3打席で、逆転の12号2ランを放った。15連敗阻止へ放った10試合ぶりの一発。

 大谷が久々の一発で吠えた。5回に投手として1点を失ったが、その裏1死一塁の第3打席だ。相手先発ピベッタが投じたやや高めの速球を左中間へ。久々の12号2ランを放ち、自らのバットで逆転させた。一塁ベースを回ったところで、拳を突き上げてガッツポーズを作った。

 5月29日(同30日)のブルージェイズ戦以来、10試合ぶりの一発。投手兼DHとして出場した試合では初本塁打だった。MLBのスタッツを専門に扱う米著名アナリスト、ライアン・スペーダー氏は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは2019年4月2日のザック・グリンキー以来初めて、逆転弾を打った投手。DH導入試合では、同様のことを成し遂げた史上初めての投手」と、DH導入試合で投手が逆転弾を放った初めてのケースとなったことを伝えた。

 大谷は投手としても6回まで1失点に抑える力投。エンゼルスはこの試合まで球団史上ワーストの14連敗中で、7日(同8日)にはジョー・マドン監督が試合前に電撃解任された。大谷の投打にわたる活躍で脱出なるか期待がかかる。

(THE ANSWER編集部)


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