[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

桃田賢斗が全勝で銀メダル獲得に貢献 「日本のレベルがすごく上がっている」

男子も力のあるところを見せつけた。バドミントン日本代表が28日、タイのバンコクで行われていた国別対抗戦から帰国して記者会見に臨んだ。女子は第27回ユーバー杯で37年ぶり6度目の優勝。男子も第30回トマス杯で2大会ぶりに決勝へ進出したが、惜しくも中国に敗れて準優勝となった。中国、インドネシアに次ぐ史上3カ国目となるアベック優勝はならなかったが、男子も世界の強国であることを示した大会だった。

バドミントン男子日本代表【写真:平野貴也】
バドミントン男子日本代表【写真:平野貴也】

ブランク前よりも強さを増す桃田、第1シングルスで全試合に勝利

 男子も力のあるところを見せつけた。バドミントン日本代表が28日、タイのバンコクで行われていた国別対抗戦から帰国して記者会見に臨んだ。女子は第27回ユーバー杯で37年ぶり6度目の優勝。男子も第30回トマス杯で2大会ぶりに決勝へ進出したが、惜しくも中国に敗れて準優勝となった。中国、インドネシアに次ぐ史上3カ国目となるアベック優勝はならなかったが、男子も世界の強国であることを示した大会だった。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 チームをけん引したのは、第1シングルスで全試合に勝利した桃田賢斗(NTT東日本)だった。準決勝のデンマーク戦は、昨年の世界選手権を制したビクター・アクセルセンを撃破。決勝の中国戦でも2016年リオデジャネイロ五輪の金メダリストであるチェン・ロンを破り、チームに勢いをもたらした。長いブランクから日本代表に帰って来たエースのプレーは、頼もしかった。

 2016年4月に違法賭博店利用が発覚。資格停止処分となって昨夏までの約1年を欠場したが、ブランク前よりも強さは増している印象だ。4月のアジア選手権でリオ五輪の金、銀メダリストや今年の全英オープン王者を撃破。今大会でもアクセルセン、チェン・ロンにストレート勝ちを収めた。特に、ネット前からネット前に落とし返すヘアピンショットのキレは驚異的。ネット前を完全に制圧していた。

 大会前に行われた記者会見で朴柱奉ヘッドコーチが掲げた目標は、ベスト4進出だった。しかし、その発言の直後、意気込みを聞かれた桃田は、周囲をキョロキョロと見回してから「目標は、優勝です」と切り出した。実力を発揮すればベスト4進出はできると思い、自分にプレッシャーをかけようと考えたのだという。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集