トップアスリートにも普及 長友佑都がヨガにハマった理由とは
ケガの減少、ブレない精神…ヨガの瞑想も導入
「当時、肩の脱臼を繰り返していたし、筋トレのやりすぎもあり、筋肉の柔軟性が低下していた。それから2年間、毎日ヨガを続けたら、身体がしなやかになり、ケガも減った。今では筋トレや体幹トレーニングも大事だが、一方でゆるめるトレーニングも必要だと感じている」
長友はインテルの練習前後にヨガのポーズで身体のコンディショニングを行うほか、就寝時や試合前には、ヨガの瞑想も取り入れているという。
「以前は不安やネガティブな思考が頭に浮かび、それがプレーにも悪影響となっていた。ヨガを始めてから思考もポジティブになり、試合に出る、出ないに関係なく、毎日、やるべきことをしっかりやろう、というマインドに切り替わった。雑念が排除され、ブレない精神力も手に入れました」
ケガをしにくい柔軟性と、揺るぎないマインドを手に入れるヨガ。アスリートにとって欠かせない身心のコンディショニングにつながるというだけに、ますます注目されそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer