大谷翔平が代打で登場

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、本拠地ブルージェイズ戦の9回2死無走者から代打で出場したが、空振り三振に終わった。しかし、ネクストバッターズサークルに登場しただけでファンは大歓声。少年たちが大興奮で拍手する動画に対し、米ファンから「これは最高だね」とコメントが集まった。

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　土壇場の登場で空気を変えた。3-4の9回1死走者なし。7番のアンドルー・ベラスケスの打席中に大谷がネクストバッターズサークルに登場した。気づいたファンから大歓声。最前列の少年たちも立ち上がり、大声で叫んでいるようだ。これぞスターの証し。結果は2死から空振り三振に終わったが、夢を抱かせていた。

　動画を公開したのは、米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッター。「スタジアムにいる全員が、ショウヘイ・オオタニが代打の準備をしていることに気づいた」と紹介した。動画内の実況席も「アナハイムの満員の観客が総立ちだ」と伝えた。投稿には、米ファンから「これはイケてるな」「ちょっと遅すぎたか」「これは最高だね」と注目を浴びた。

　大谷は腰の張りで今季3度目のベンチスタートだった一戦。エンゼルスは3-4で敗れ、3連敗を喫した。