トラウトの7号2ランの直後、大谷が2者連続本塁打を記録

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、本拠地レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。5号ソロ、6号満塁弾と2打席連続本塁打を放った。1本目はマイク・トラウト外野手の7号2ランに続く、2者連続の一発。トラウトは背番号17がダイヤモンドを1周すると真っ先にベンチで出迎えた。日米のファンからは「兄貴」「トラウタニやっぱ最高だ」などの反響が寄せられている。

　MVPコンビが躍動した。トラウトが2ランを放った直後の6回無死、大谷の第3打席だ。左腕ビークスが投じた初球のカットボールを逆らわずに左中間に運び、2者連続本塁打を記録した。ここで真っ先に大谷を出迎えたのがトラウト。ベンチ最前列で、今季から“恒例儀式”となったカウボーイハットを、ヘルメットを脱いだ頭にスポッと被せた。

　実際の映像をエンゼルス公式ツイッターが公開。チームの顔である2人のスターが喜びを分かち合う光景に米ファンも反応。「トラウタニだ」「最高」「彼らが大好きだ」などの反響が寄せられたほか、日本のファンからも「兄貴　優し～く乗せている」「笑顔の大谷くん可愛い」「なんか青春してるわ」「トラウタニやっぱ最高だ」などのコメントも集まった。

　続く7回の第4打席ではキャリア初となる満塁本塁打を放った大谷。4打数3安打5打点の大爆発で、チームを11-3の大勝に導いた。