鈴木誠也の“お辞儀ポーズ” 発案コーチが明かす背景「シカゴに彼の文化から何かを」
米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は、メジャー移籍1年目からスタメン出場を続けている。ここまで4本塁打を放っているが、三塁ベースを回ったところでの“お辞儀ポーズ”も話題に。鈴木と一緒に両手を合わせる三塁ベースコーチは「彼の文化から何かを持ってこようという感じ」と、儀式が生まれた背景などを明かしている。
カブス三塁ベースコーチのハリス氏が語る
米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は、メジャー移籍1年目からスタメン出場を続けている。ここまで4本塁打を放っているが、三塁ベースを回ったところでの“お辞儀ポーズ”も話題に。鈴木と一緒に両手を合わせる三塁ベースコーチは「彼の文化から何かを持ってこようという感じ」と、儀式が生まれた背景などを明かしている。
MLB公式サイトは「三塁上でパーティー! ウィリー・ハリス、カブスの本塁打にいい雰囲気をもたらす」との見出しで記事を掲載し、カブスのハリス三塁ベースコーチに脚光を浴びせている。
鈴木に限らず、ホームランを打った選手と三塁ベース付近でセレブレーションを行っているハリスコーチ。パフォーマンスをした瞬間の写真をスマートフォンに保存しており、家で印刷して飾っているという。「その中には、スタールーキーのセイヤ・スズキのお辞儀姿(の写真)もある」とも紹介されている。
“お辞儀ポーズ”が生まれたのは、スプリングキャンプ中のこと。記事では「ハリスはスズキとホームランセレブレーションについて話し合った。そして、彼らは三塁でお辞儀をすることに決めた」と伝えられている。
走りながらポーズをすると思っていた様子のハリスコーチだが、「ところが、スズキはホームに返る前に三塁付近で止まるという彼ならではの行動に出た」と、鈴木が一度足を止めるようにしてポーズをしたことも記事では伝えらえれている。
ハリスコーチは「あの日、彼がホームランを打った時、彼がそのことを覚えてくれているといいなと思った」と1号本塁打を振り返り、「セイヤの時はかっこよかったね。シカゴに彼の文化から何かを持って来ようというような感じだった。それでこうなったんだよ」と、日本らしいパフォーマンスについて語っていた。
(THE ANSWER編集部)