フロントガラスを破って脱出。怪我はない模様

　米大リーグのロックアウトが解かれ、各チームが続々とキャンプをスタートさせている。昨季球宴の本塁打競争を制したピート・アロンソ内野手（メッツ）はキャンプ地のフロリダ州で運転していた車の横転事故に見舞われた。米メディアによると、アロンソに怪我はない模様。「本当に死に近い経験だった」と話しているという。

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　球界屈指の大砲にアクシデント。米放送局「CNN」はこの事故を報道した。13日（日本時間14日）に自動車を運転していたアロンソ。赤信号を無視した車がぶつかってきたという。車は3回ひっくり返り、自身に怪我はなかったと説明した。

　九死に一生を得たアロンソ。「特別なキャンプとなる。本当に死に近い経験だったから」「生きているだけで感謝」と恐怖体験を振り返った。アロンソの妻、ヘーリーさんは大破した車の映像を自身のインスタグラムに公開。「フロントガラスを割って、彼は脱出した」と状況を説明していた。

　19年に53本塁打を放ち、新人王に輝いたアロンソ。昨季、大谷翔平投手（エンゼルス）も出場したオールスターのHRダービーで前回王者として出場。優勝を果たし、史上3人目となる連覇王者を達成していた。