大坂なおみが涙 観客の「ナオミ最低」の心ない野次に海外記者糾弾「乱暴で異様だ」
テニスのBNPパリバ・オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク78位の大坂なおみ(フリー)が第21シードのクデルメトワ(ロシア)に0-6、4-6で敗退。試合中には客席から心ない野次が飛び、涙を流すシーンがあった。海外記者は「有名人でも、予想以上に攻撃がその鎧を突き破ることはある」と発言主を糾弾している。
試合中に客席から飛んだ心ない声、海外記者「女性は『ナオミ、最低』と叫んだ」
テニスのBNPパリバ・オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク78位の大坂なおみ(フリー)が第21シードのクデルメトワ(ロシア)に0-6、4-6で敗退。試合中には客席から心ない野次が飛び、涙を流すシーンがあった。海外記者は「有名人でも、予想以上に攻撃がその鎧を突き破ることはある」と発言主を糾弾している。
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問題のシーンは、第1セット第1ゲーム終了後。何らかの声が客席から大坂に向けてぶつけられたとみられ、大坂は主審に詰め寄った。試合は続行されたが、ベンチで涙を拭うシーンも。第1セットを1ゲームも奪えずに落とすと、第2セットも奮闘したが、4-6でストレート負けを喫した。
この場面に米紙「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿するベン・ローゼンバーグ記者も注目。「インディアンウェルズスタジアムにて、乱暴で異様なシーン」と自身のツイッターで投稿した。「何を言っているかよく聞こえなかったが、女性が何かを叫んだ。オオサカは非常に動揺し、審判に何かを話し、試合を止めた。その後、オオサカは涙をこらえていた」とレポートした。
さらに続けて「複数に確認したところ、女性は『ナオミ、最低』と叫び、対戦相手やロシアに関することではなかった。オオサカは本当に動揺していた」と指摘。「0-5となったオオサカ。常に不特定多数の人からいろいろ言われる有名人でも、予想以上に攻撃がその鎧を突き破ることはあるのです」と発言主を糾弾していた。
(THE ANSWER編集部)