怒りでバットを粉砕、だが最後に待っていた結末は…? 「最高にかっこいい演出だ」
米大リーグでの、あまりに対照的なシーンが話題を呼んでいる。怒りのあまり自身の膝でバットを真っ二つにへし折った打者が、9回裏に特大のサヨナラホームラン。MLB公式ツイッターが“激怒からの歓喜”のシーンを動画で公開し反響を呼んでいる。
レイズのゴメスが怒りでバットを粉砕も、最後の打席でサヨナラ弾放つ
米大リーグでの、あまりに対照的なシーンが話題を呼んでいる。怒りのあまり自身の膝でバットを真っ二つにへし折った打者が、9回裏に特大のサヨナラホームラン。MLB公式ツイッターが“激怒からの歓喜”のシーンを動画で公開し反響を呼んでいる。
主役はレイズの3番打者、カルロス・ゴメス外野手だ。22日(日本時間23日)の本拠地ツインズ戦だった。5回の打席、簡単に2ストライクを取られたゴメスは、3球目低めのワンバウンドする変化球に手を出してしまいあっけなく三球三振。ふがいない、自らへの怒りが頂点に達したのだろうか。
次の瞬間だ。両手で持ったバットを思い切り左ひざにぶつけ、真っ二つにへし折ったのだ。憮然とした表情でダッグアウトへ引き上げるゴメス。不振に苦しむ中で商売道具を粉砕してしまった。
だが、神様は見捨てなかった。同点の9回裏無死一塁。この試合5度目の打席が回ってきた。ここまで4打数無安打3三振。ここで打てなかったら……。そんな不安が頭をよぎりそうな場面だが、ゴメスは初球の91マイル(約146キロ)を完璧に捉えた。