逆転負けの錦織、4強でジョコと激突 現地解説者「どうなるか分からない」
ロンドンで行われているATPツアー・ファイナルで世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が1次リーグA組の第3戦で同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)に6-3、2-6、3-6と逆転負けした。これに関して、試合を速報した英衛星放送局「スカイ・スポーツ」電子版は錦織に疲れが見えた様子をレポートしている。
チリッチに逆転負けも2年ぶりの4強へ
ロンドンで行われているATPツアー・ファイナルで世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が1次リーグA組の第3戦で同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)に6-3、2-6、3-6と逆転負けした。これに関して、試合を速報した英衛星放送局「スカイ・スポーツ」電子版は錦織に疲れが見えた様子をレポートしている。
この試合の前に、世界1位のアンディ・マレーが(英国)が同3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を下したことで、マレーと錦織の4強進出が決定。錦織はチリッチを破って勢いをつけたいところだったが、第1セットを先取も第2セット以降はミスが目立ち、逆転負けを喫した。
3戦全勝のマレーが1位で通過。1勝2敗の錦織は2位通過となり、現地19日にB組1位で世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦することになった。
試合後、「スカイ・スポーツ」電子版では解説者のピーター・フレミング氏のコメントを紹介。「ニシコリは今夜の試合で少し疲れているように見えた。明日のジョコビッチ戦では、同じくらい走らなければいけないことになる。ただ1度コートに出てくれば、アドレナリンも湧いてくるものだ。どうなるかは分からない」と評している。
ジョコビッチに9連敗中の錦織。2年ぶり2度目の準決勝で強敵相手に白星をつかめるか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images