なでしこ、アジア杯V3へ5-0発進 指揮官は課題指摘「もう少しチャンスをスコアに」
インドで開幕した2022 AFC女子アジアカップに参戦しているサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)が21日、ミャンマーとの初戦を迎え、長谷川唯の2ゴールなどで5-0と快勝。大会3連覇に向けて、幸先良いスタートを切った。
長谷川唯の2ゴールなどで格下ミャンマーに5-0快勝
インドで開幕した2022 AFC女子アジアカップに参戦しているサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)が21日、ミャンマーとの初戦を迎え、長谷川唯の2ゴールなどで5-0と快勝。大会3連覇に向けて、幸先良いスタートを切った。
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現在、FIFAランキング13位につけるなでしこジャパンは、アジアカップを連覇中。王者として臨んだ初戦で同47位のミャンマーと対戦し、前半から主導権を握った。立ち上がりに長谷川唯と清水梨紗のワンツーから右サイドを崩してチャンスを作ると、同22分にはGK山下杏也加のロングフィードから長谷川が正確なクロスを入れ、最後はFW植木理子が頭で合わせて代表初ゴールとなる先制点を挙げた。
先制点を取ったことで気持ちが少し楽になったなでしこジャパンは、後半に怒涛のゴールラッシュを見せる。後半2分に長谷川が追加点を挙げると、同7分には途中出場のMF猶本光がFKを直接沈めて3点目。さらに攻勢を強めるなでしこジャパンは同25分、右サイドを起点に仕掛けると最後はMF成宮唯が中に切り込んで左足を振り抜いた。後半アディショナルタイムには、長谷川がトラップで相手裏に抜け出し、自身2ゴール目。終わってみれば5-0で、なでしこジャパンが快勝した。
試合後、初めての国際大会で初戦を終えた池田太監督は、「初戦ということで勝ち点3を取れたことは嬉しく思うし、暑さのなかで選手たちはしっかりとハードワークしてくれた。もう少しチャンスをスコアにつなげることができたと思うし、中2日でコンディションを整えて、次のベトナム戦を迎えたい」と語った。
格下相手に危なげなく勝利を収めたなでしこジャパン。次戦はFIFAランキング32位のベトナムと、24日(日本時間23時キックオフ)に対戦する。
(THE ANSWER編集部)