2時間超の熱戦に終止符を打ったサービスエースに脚光「ナオミ、ブラボー」

　女子テニスのボルボ・カー・オープンは4日（日本時間5日）、シングルス2回戦で世界ランク21位・大坂なおみ（日清食品）が同74位のラウラ・シゲムンド（ドイツ）を6-3、7-6のストレートで下し、16強進出。WTA公式ツイッターはマッチポイントから放った鮮烈な大坂のサービスエースの瞬間を動画付きで紹介し、海外ファンから「強烈だ、ナオミ、ブラボー」「素晴らしいサーブ！」と喝采の声が相次いでいる。

　最後までパワフルだった。大坂が脚光を浴びたのは、マッチポイントの場面だった。

　タイブレークに突入した9-8。大坂のサービス。センター寄りに立った大坂はボールを上げると、残っていたありったけのエネルギーを込め、全身の力をボールにぶつけた。ストレートに放たれた弾丸のようなサーブ。相手のシゲムンドも懸命に反応し、ラケットを伸ばした。しかし、あまりの速さに届かない。圧巻のエースで2時間超の熱闘に終止符を打った。

　WTA公式ツイッターは「エースで勝利！」などと記し、動画付きで速報。強烈すぎるエースを目の当たりにした海外ファンから「素晴らしい、ナオミ！　その調子だ！」「素晴らしいサーブ！　ナオミ！　進むべき道だ！」「強烈だ、良くやったよナオミ、ブラボー」と驚き、「大坂は立派なチャンピオンになるだろう、成熟しているのが伺える、彼女は特別だ」と称賛の声も上がっていた。

　今や世界でもトップクラスのビッグサーバーに君臨する大坂。強力な武器を携え、頂点を狙う。