[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

韓国野球で起きた珍サヨナラ劇 死んだ走者を追いかけた捕手は「ルール知らない?」【名珍場面2021】

まさかのプレーは、韓国でも起きていた。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、スポーツ界で記憶に残った出来事を振り返る「スポーツ名珍場面2021」。5月には韓国プロ野球で珍サヨナラ劇が発生した。実際の映像を韓国メディアの記者が公開すると、海外ファンから「これはなんだ」「笑わせてくれる」などのコメントが集まった。

韓国プロ野球で起きた珍場面に再脚光(画像はダニエル・キム氏のツイッターより)
韓国プロ野球で起きた珍場面に再脚光(画像はダニエル・キム氏のツイッターより)

「スポーツ界の名珍場面総集編」5月、韓国プロ野球で起きた珍サヨナラ劇とは?

 まさかのプレーは、韓国でも起きていた。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、スポーツ界で記憶に残った出来事を振り返る「スポーツ名珍場面2021」。5月には韓国プロ野球で珍サヨナラ劇が発生した。実際の映像を韓国メディアの記者が公開すると、海外ファンから「これはなんだ」「笑わせてくれる」などのコメントが集まった。

 笑撃の珍事は、5月21日のことだった。LGツインズ―SSGランダースの一戦だ。9回裏の5-5、1死満塁の好機を迎えたのはSSG。ここで鋭い打球が三塁線に飛び、LGの三塁手が好捕。即座に三塁を踏み、二塁走者はフォースアウトに。ここまでは良かった。

 今度は本塁に向かっていた三塁走者を三本間で挟み、捕手へ送球。捕手は三塁方向に追い込んだが、今まさにアウトにした二塁走者が三塁ベースに触れており、2人が塁上にいる状態に。二塁走者が生きていると勘違いしたか、二塁へ戻り始めた相手を追いかけ、まだアウトにしていない三塁走者を放置した。その間に三塁走者はそのまま本塁へゆっくりと向かい、静かに本塁を踏んだ。

 当然、生還を認められ、サヨナラ決着に。守備側は何が起こったか分からず、呆然と立ち尽くすしかない。この出来事を紹介したのは、韓国メディア「MBCスポーツ・プラス」のダニエル・キム氏だ。自身のツイッターに「これは最も馬鹿げた負け方。こんなものは今まで見たことがない! 5-5の同点の場面。9回裏1死満塁」と記し、まさかのシーンの映像を公開した。

 海外ファンからは「捕手が野球のルールを分かっていなかった?」「マジか」「笑わせてくれる」「クレイジーだ」「これはなんだ」「初めて見る光景」などのコメントが寄せられていた。挟殺プレーは咄嗟の判断が求められる分、難しいプレーであり、ミスも起きやすい。この映像は当時話題となり、現時点で7.5万回再生されている。

 なお、今年の韓国プロ野球は、KTウィズが斗山ベアーズを下し、リーグ参入7年目で初の王者に。東京五輪の韓国代表は3位決定戦で敗れ、メダル獲得はならなかった。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集