日本代表は年内ラストマッチ、裏チャンネルも同時配信

　スポーツチャンネル『DAZN』が16日、サッカー日本代表のオマーン戦をメインチャンネルと裏チャンネルで独占同時配信する。

　来年に迫るカタール・ワールドカップ（W杯）出場権を懸けてアジア最終予選を戦う日本代表は、11日に行われたベトナム戦では伊東純也の決勝弾で勝利し、グループ3位に浮上。上位2か国がW杯本大会の自動出場権を得られるなか、2位オーストラリアに勝点1差で迫っている。

　今日25時にキックオフされるオマーン戦。初戦で黒星を喫した相手だ。同じ相手に2度は負けられないだけに、この試合に懸ける思いは強い。そこで年内最後となる日本代表戦を盛り上げるべく、メインチャンネルの解説を「Jリーグプレビューショー」でMCを務める佐藤寿人氏、特別ゲストに元日本代表監督の岡田武史氏が務める。

　一方、メインとはちょっと違う裏話も登場する人気の「裏チャンネル」には、ベトナム戦に続き内田篤人氏と矢部浩之氏（ナインティナイン）のコンビが登場。キックオフ1時間前の24時から配信がスタートし、スターティングメンバーや試合の見どころ、森保一監督インタビューなどの直前情報が伝えられる。また、この直前情報コーナーにはメインチャンネルで解説を務める佐藤寿人氏も参加。ストライカーの視点から佐藤氏が、サイドバックの視点から内田氏が、サポーターの視点から矢部氏が試合の行方を語り合う。

　佐藤氏は「オーストラリア戦で田中碧選手、ベトナム戦で伊東純也選手が活躍したように、次は誰が個の部分で違いを見せてくれるのか。個人的にはストライカーだった自分の経験を活かして、攻撃面＝特にゴール前のシーンにフォーカスした解説をしたいと思っています」と語れば、内田氏は「日本代表はもっと良くなるし、もっとできるはず。もう少し攻撃の形が見えてきたらいいなとも思います。ピッチ内での考え方を解説したり、選手の気持ちに寄り添ったり、時には昔話を交えたりしつつ、矢部さんも本当にサッカーが大好きなので、裏チャンネルらしく楽しい中継にしたいと思っています」と意気込んでいる。

　11日のベトナム戦はDAZN Japanとして過去最高のライブ視聴者数を達成。本日25時にキックオフを迎えるオマーン戦も負けられない一戦。さらに注目が増すはずだ。