日本ハムの新監督に就任決定、米記者「ツヨシは多忙だ」

　日本ハムは29日、来季からの新監督にOBの新庄剛志氏が就任することを発表した。2006年に日本ハムを日本一に導いたスーパースター。米大リーグでは2001年シーズンから3年間プレーし、日本人史上初となるワールドシリーズ出場も果たした。新庄氏の転身には米記者もSNSで反応。米ファンからは「本当かい？」「重要なニュースだ」などとコメントが寄せられている。

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　2001年にMLB挑戦。メッツ、ジャイアンツで3シーズンプレーした男の指導者転身に、米記者も注目した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアンドリュー・バガリー記者は新庄氏の監督就任のニュースを紹介。「永遠のジャイアンツ選手　ツヨシ・シンジョウは多忙だ」と自身のツイッターに記した。

　新庄氏は02年シーズンにメッツからジャイアンツに移籍。在籍期間は1シーズンと短かったが、名将ダスティ・ベイカー監督の下、開幕戦は「1番・中堅」で起用され、日本人史上初となるワールドシリーズ出場を果たした。強打者バリー・ボンズとの関係性も度々話題となっていた。

　また米放送局「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者が「元メッツのシンジョウが日本ハムファイターズの監督に就任」とツイートしたところ、驚いた米ファンからは「本当かい？」「冗談だろ？」「モデルは諦めたのか？」「メッツのレジェンドだ」「メッツの監督にはならないのか？」「重要なニュースだ」「ツヨシ・シンジョウが大好きだ。彼の成功を聞けて嬉しい」「最悪だ。メッツの監督になってくれると思っていたのに」などと様々なコメントが書き込まれていた。

　メッツでは01、03年にプレーした新庄氏。1年目は123試合に出場し、打率.268、10本塁打、56打点を記録。勝負強い打撃に高い守備力、キャラクターの良さもあって人気者の一人となっていた。