大谷翔平の「人間性が表れてる」 日本人らしい“謙虚コメント”に大好き米識者も感銘
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が「コミッショナー特別表彰」を受け、大谷好きで知られる米アナリストも大喜びしている。26日(日本時間27日)、ワールドシリーズ第1戦会場のアストロズ本拠地で大谷の会見を取材。謙虚な発言をした二刀流に、「彼の人間性がとても表れていた」と感銘を受けている。
大谷好きで有名なバーランダー氏が熱弁「これは個人的にも響く」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が「コミッショナー特別表彰」を受け、大谷好きで知られる米アナリストも大喜びしている。26日(日本時間27日)、ワールドシリーズ第1戦会場のアストロズ本拠地で大谷の会見を取材。謙虚な発言をした二刀流に、「彼の人間性がとても表れていた」と感銘を受けている。
大谷の受賞を喜んだのは、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏だ。大谷はこの日、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏とともに記者会見。黒のスーツで固め「自分でいいのかという思いもありますけれど、本当に嬉しく思ってます」と日本語で謙虚に心境を語った。
会見場にいたベン氏は大谷の言葉に感銘を受けたようで、ホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピンバッズ・ポッドキャストの公式ツイッターに動画を公開。「誰かが受賞の意味について聞いたんだ。すると、彼は『自分でいいのか』と話していた。彼の人間性がとても表れていたと思う」と米国の視聴者に届けている。
さらに、バーランダー氏はワールドシリーズの大型スクリーンに客席の大谷が映り、「彼(大谷)がここに来るなんて知らなかったんですけど」と興奮した様子。「観客も大騒ぎになったし、自分も大興奮で動画を撮影したんだ。この男はカリスマ的存在だ」と言葉を並べ、こう続けた。
「これは個人的にも響くところなんだけど、彼は私でさえ可能だとは思っていなかった扉を開けたんだ。彼は最大の舞台で二刀流で素晴らしいプレーをした。自分も大学で二刀流に挑戦したからね。自分も、誰かがこんなことが可能だと知っていたら、(二刀流を続けることに)より希望が持てていたと思う。この賞はそれがすべてなんだ」
今季の大谷は投げて9勝、打って46本塁打と二刀流で席巻。野球界に大きな影響を及ぼし、歴史的な功績を残したチームや個人に贈られる「コミッショナー特別表彰」を受けた。米野球界にとって希望の星となっているようだ。
(THE ANSWER編集部)