大谷翔平を巡る降板で修羅場「お前が黙れ!」 CY賞投手と監督が“試合後舌戦”の過去
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季二刀流の活躍により、ア・リーグMVP最有力候補に挙がっている。同地区のアストロズを率いたA.J.ヒンチ監督(現タイガース監督)は当時、サイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダー投手と大谷を巡る降板劇で“修羅場”を迎えた過去を告白している。
ヒンチ監督がアストロズ時代のバーランダーとの過去を告白
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季二刀流の活躍により、ア・リーグMVP最有力候補に挙がっている。同地区のアストロズを率いたA.J.ヒンチ監督(現タイガース監督)は当時、サイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダー投手と大谷を巡る降板劇で“修羅場”を迎えた過去を告白している。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏がホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピンバッズ・ポッドキャスト」に出演したヒンチ監督。ベン氏の実兄でアストロズ時代に指導したジャスティンに投手交代を告げた際の面白エピソードを求められた指揮官は、二刀流のスーパースターにまつわる秘話を告白した。
「JV(ジャスティン)をエンゼルス戦で一度降板させたことがあったんだ。なぜなら、ショウヘイ・オオタニが彼からホームランを打って、このシーズン彼相手に凄まじい好調を持続していたんだ。そこで、私はオオタニの打席で彼を降板させ、トニー・シップを投入した。
そうしたら、オオタニは四球で、続くアンドレルトン・シモンズが走者一掃の二塁打。JVは失点が付いてしまった。ショウヘイの得点はトニーの問題だったんだが、JVは勝利はおろか、負け投手になってしまったんだよ」