ベンチ内でピンマイクを装着、エンゼルス左腕に米注目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、敵地レンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。7試合ぶりとなる46号本塁打に期待がかかる中、球団公式インスタグラムは「期待を裏切らない」とムードメーカーの同僚に注目を寄せている。大谷を笑顔にさせた動画に対し、米ファンから「笑顔で見ちゃった」と反響が集まっている。

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　大谷がニコニコ笑っている。ベンチ内で同僚たちとグータッチ。エンゼルスが注目したのはホゼ・スアレス投手だ。左腕の胸元にはピンマイクが付けられており、試合中に他の選手たちに絡んでいるようだ。

　周囲は次々と笑顔になっているが、トラウトからは「出てけよ。頼むから」とツッコミ。サンドバルは「試合に出てないのになんでそんなに汗かいてるんだよ」と言われたが、スアレスは「お前だってマイク付けてない上に試合にも出てないだろ」と言い返している。

　動画を公開した球団公式は「マイクを付けられた“エル・デメンテ（スアレス）”は期待を裏切らない」と記して投稿。米ファンから「最高だ！」「スペイン語分からないけどずっと笑顔で見ちゃった」「しばらくエンゼルスに居てほしいね」「オオタニにもマイクつけて」「トラウト真剣すぎ」「彼とトラウトは何話してたんだろう（笑）」「素晴らしい！」とコメントが相次ぎ、笑いを誘っている。

　23歳のスアレスは今季22試合に登板し、7勝8敗、防御率3.86。出場していないとはいえ、試合中の選手にマイクをつける試みがファンを楽しませているようだ。