「彼のスプリットには90%やられる」 大谷翔平から2発、アスレチックス打線の作戦
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回5安打2失点の好投も10勝目はならず、チームも延長戦の末に2-3で敗れた。大谷は2本塁打を浴びたが、試合後に一発を放った相手捕手ヤン・ゴームズは「90%の確率で彼のスプリットにはやられるし、それが彼が素晴らしい投手である理由」などと語っている。
大谷は8回5安打2失点の力投も10勝目ならず
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回5安打2失点の好投も10勝目はならず、チームも延長戦の末に2-3で敗れた。大谷は2本塁打を浴びたが、試合後に一発を放った相手捕手ヤン・ゴームズは「90%の確率で彼のスプリットにはやられるし、それが彼が素晴らしい投手である理由」などと語っている。
大谷は8回を108球、10奪三振の力投。この日はスプリットを55球も投げた。しかし3回にゴームズ、4回にチャップマンにそれぞれソロ本塁打を被弾。味方の援護がなく、10勝目はならなかった。打撃でも2打数無安打2四球。セーフティーバントで状況打破を試みた場面もあったが、安打は出なかった。
大谷から一発を放ったゴームズの試合後のインタビュー映像を、米カリフォルニア地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」のアスレチックス専門ツイッターが公開。ゴームズは「打者としてあの男(大谷)と対戦するときにはどんな準備をしていましたか?」と質問され、こう返している。
「見ていたら分かると思うが、我々は早いカウントから勝負しようとしていた。90%の確率で彼のスプリットにはやられるし、それが彼が素晴らしい投手である理由だ」「厳しい戦いになるとは分かっていたが、楽しめた戦いだった」
初球を捉えたチャップマンの本塁打など、この日はアスレチックス打線が積極的にファーストストライクを振りに行っていた。ゴームズは大谷を認めながらも、勝負に手応えを感じた様子だった。
(THE ANSWER編集部)