大谷翔平の二刀流は何年続く? 敵地の実況席で議論の対象に「即答するならば…」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。四球で出塁した8回には快足を飛ばして今季23個目の盗塁を決めた。敵地中継局も大谷の躍動ぶりに注目。歴史を塗り替えた二刀流の活躍は「あと何年続く?」と議論の対象となっている。
元ソフトバンクのニコースキーが質問
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。四球で出塁した8回には快足を飛ばして今季23個目の盗塁を決めた。敵地中継局も大谷の躍動ぶりに注目。歴史を塗り替えた二刀流の活躍は「あと何年続く?」と議論の対象となっている。
打って投げて走ってを高い水準でこなす大谷。ア・リーグMVPの本命は敵地でも話題を呼んでいる。テキサスの中継局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」の放送席では大谷が四球で出塁した8回に二刀流議論で盛り上がった。
まずはメジャートップの本塁打43本と73本の長打、OPSは.977(4位) 盗塁は22盗塁(6位※盗塁成功前)、93打点(6位)、89得点(8位)という規格外のデータを紹介した実況のデイブ・レイモンド氏は「アメージングです」と絶賛。「何てことだ。どうしたら成し遂げられるのでしょう? でも、彼はやってしまうんです」と感嘆していた。
すると、かつてソフトバンクでもプレーした解説のCJ・ニコースキー氏は「現実のところ、このレベルの活躍をあと何年できると思いますか? 先発で25試合登板、500~600打席。5年ですかね?」とレイモンド氏に語りかけた。
メジャー4年目で投打にわたる躍動を続ける大谷。レイモンド氏は「即答しようとすれば、私の答えは10年ですね」と予想。そして「私は絶対に彼のような存在が負ける方にかけません。トム・ブレイディやショウヘイ・オオタニのような相手には絶対にしませんよ。それと同時にですが、この活躍が現実離れした類いのものであることも知っておかないといけませんね」といい、前人未到の領域に達した二刀流の長期的な活躍に太鼓判を押していた。
スーパーボウル制覇7度を誇る天才QBのブレイディと並べて、「絶対に負けにかけない」と言い切っていたレイモンド氏。ニコースキー氏も「投手だけでも挑戦ですよ。この先の9年間、投手として、今のレベルで活躍をできるのか。現時点で20試合先発で、防御率は3点以下、奪三振数は規格外ですからね」と指摘。敵地でも二刀流の未来をテーマに盛り上がりを見せていた。
(THE ANSWER編集部)