ハリケーンの影響で米北東部に大規模な洪水被害が発生

　米大リーグ・ヤンキースの2Aチーム本拠地球場のグラウンドが、大規模な洪水により水没してしまった。実際の映像を米メディアが公開しているが、米国の野球ファンからは「現実だとは思えない」「残念だ」などとコメントが寄せられている。

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　これで野球はできそうにない。ヤンキース傘下2Aのサマセット・ペイトリオッツが本拠地にしているTDバンク・ボールパークを上空から撮影した映像。グラウンドは茶色く濁った水で完全に水没してしまっており、ダグアウトも確認できない。内野席も前方の一部が浸ってしまっている。かなりの量が流れ込んできているようだ。

　実際の映像を米ニュースメディア「NJ.com」公式ツイッターが公開。「ブリッジウォーターにあるTDバンク・ボールパークが、ハリケーン・アイダの影響による大雨により水没。球場はマイナーリーグチーム、サマセット・ペイトリオッツのホーム」と文面で伝えた。

　また米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」も、「アイダの洪水によりニュージャージー州のヤンキース2Aチームの球場が水没」との見出しで記事を掲載。「ハリケーン・アイダの影響による大雨が大洪水を起こし、北東部に混乱が生じた」「サマセット・ペイトリオッツの会長兼ゼネラルマネージャーのパトリック・マクベリー氏は、球団は『被害の程度を調査している最中』だと声明の中で述べた」と報じている。

　冠水の映像を目の当たりにしたツイッター上の米ファンからは「嘘みたいだ」「驚きだ」「クレイジーだよ」「マジかよ」「現実だとは思えない」「残念だ」などとコメントが寄せられている。