ドジャーズ戦の珍事、米メディアが別角度の映像を公開

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、敵地ドジャース戦の8回に代打で出場し、四球を選んだ。この試合の6回には、乱入者が出現する珍事が発生。警備員の追撃を振り切って逃げる男を、ボールガールがタックルして止めてみせた。実際の映像を海外メディアが公開していたが、驚くエンゼルスベンチも映った別角度からの映像を米メディアが公開。日本のファンからも「大谷選手は見逃した」などと注目されている。

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　見事なタックルだ。6回、突如男がグラウンドに乱入。黒い服を着た警備員4人が追いかけるが、なかなか追いつけない。そのまま右翼席寄りの一塁側ファウルゾーンまで来た。スタンドへ逃げようとしたその瞬間だ。ボールガールがタックルをお見舞い。見事に男性ファンの足を止めたのだ。

　一塁側ベンチのエンゼルスナインも、この一部始終には釘付け。乗り出すように見守っていたが、背番号17の大谷はベンチ裏で準備していたのか少し遅れて姿を現した。タックルの場面には間に合わなかったようだ。

　エンゼルスベンチも映した実際の映像を、米メディア「バーストゥール・スポーツ」公式ツイッターが公開。「ドジャースはボールガールに最大限の待遇を。20年5億ドルくらいの」と文面で紹介した。米ファンからは「ショウヘイも衝撃を受けている」「彼女を警備員として契約して」「なんて素晴らしいアシスト」などと反響が寄せられている。また日本人ファンからも「オオタニサンも見に来てるね」「大谷選手は見逃した」などとコメントが寄せられていた。