日本の大谷翔平人気を知りたい米記者 五輪取材でも頭は二刀流「日本人の顔は輝いた」
東京五輪取材で来日した米メディアが、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は母国でどれほど人気なのか調査している。「母国でも愛されていることを否定できない」と人気の高さを報道している。
五輪ボランティアらに質問「まさにオオタニサンだ」
東京五輪取材で来日した米メディアが、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は母国でどれほど人気なのか調査している。「母国でも愛されていることを否定できない」と人気の高さを報道している。
米紙「USAトゥデー」では、大谷の母国人気を探った。「五輪関係のスタッフにショウヘイ・オオタニについて質問してみたら、みんな表情を輝かせた」との見出しで記事を掲載。五輪開催中にもかかわらず、米国にいる大谷について取材したようだ。記事ではこうつづられている。
「日本の最大のスターは東京五輪に参加していない。彼の仕事がカリフォルニア州アナハイムから太平洋を横断することを妨げている。しかし、ロサンゼルスの二刀流のスター、ショウヘイ・オオタニは母国でも愛されていることを否定できない」
記者は、野球の日本―メキシコ戦が行われ横浜スタジアムで「OHTANI」の6文字を記したノートパッドを携えながら、練り歩いたという。スタジアムで出会った五輪関係者に大谷人気を探る企画。「ノートパッドを見せると、彼らの顔は輝いた。『ショウヘイだね! イエス!』と」と日本人のリアクションを紹介した。
記事によると、男性ボランティアは「我々のヒーロー」と強調。侍ジャパンの田中将大投手は「アメイジング」と絶賛し、男性コーディネーターは「私たちの一日はテレビで(大谷の)結果をチェックすることからスタートする」と語ったという。もはや日本人のモーニングルーティン。一方で、組織委員会の女性スタッフは「優しくて、紳士的」とキャラクターについても称賛していたという。
記者はスタジアムの警備員2人にも感想を求めたが、手で「×」マークを見せられたという。最初はファンではないと勘違い。後になって、「大谷は五輪に出ない」と伝えられただけだったことに気づいたという。記事では「まさにオオタニサンだ」と説明し、米国でも「サン」の敬称付きで親しまれていること紹介している。日本での人気にも触れることができたようだ。
(THE ANSWER編集部)