大谷翔平が「球宴を支配」 歴史的二刀流出場に米メディア称賛「両軍は彼に釘付け」
米大リーグのオールスターゲームが13日(日本時間14日)、コロラドのクアーズ・フィールドで開催され、エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・DH」で出場。特別ルールで初回のマウンドにも上がった。打者で2打数無安打、投手で1回無失点。歴史的な二刀流出場で、勝利投手になった。米メディアは「両チーム選手は彼に釘付け」「球宴を支配、歴史に名を刻んだ」などと称賛している。
初のオールスターで勝利投手に
米大リーグのオールスターゲームが13日(日本時間14日)、コロラドのクアーズ・フィールドで開催され、エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・DH」で出場。特別ルールで初回のマウンドにも上がった。打者で2打数無安打、投手で1回無失点。歴史的な二刀流出場で、勝利投手になった。米メディアは「両チーム選手は彼に釘付け」「球宴を支配、歴史に名を刻んだ」などと称賛している。
史上初の二刀流出場で、球場を大いに沸かせた。まずは初回、先頭バッターとしてサイ・ヤング賞3度のシャーザー(ナショナルズ)と対戦。二ゴロだったが、観客から歓声を浴びた。その裏、特別ルールでマウンドへ。HR王3度のアレナド(カージナルス)には100マイル(約161キロ)超えを連発するなど打者3人で終え、勝利投手になった。
球宴での大谷の存在感に、米メディアも関心を寄せている。AP通信は「オールスター史上初の二刀流選手オオタニ、1回をパーフェクトに抑える」との見出しで記事を掲載。「ショウヘイ・オオタニはオールスターゲームを自身のショーケースに変えてしまった」「両チームのダグアウトの選手たちは彼に釘付けだった」と、スター選手からも熱視線が送られていたことを記している。
米紙「USAトゥデー」も「ショウヘイ・オオタニはオールスターで完璧投球を見せ、打撃では2打数無安打だった」と記事で報じ、「ショウヘイ・オオタニは過去誰もやらなかった方法でオールスターを支配し、MLBの歴史に名前を刻んだ」「古巣ロッキーズのファンから大声援を浴びたアレナドをショウヘイ・オオタニは全力で抑え、1イニングを無失点で片付けた」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)