トミー・ジョン手術から復活期すセベリーノが大谷に言及

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手はニューヨークでのヤンキース戦で存在感を見せている。29日（日本時間30日）には2打席連続弾。30日（同7月1日）、に「1番・投手」で先発し、2/3で7失点と大乱調だったが、チームが土壇場で逆転し黒星は免れた。今季躍動する二刀流に対し、復活を目指すヤンキースの右腕が「毎日ブロードウェーのショーを見ているかのよう」と脱帽している。

　名門のオールスター右腕も大谷に一目も二目も置いているようだ。米スポーツ専門局「ESPN」のマーリー・リベラ記者が自身のツイッターで試合前に取材に応じるヤンキースのルイス・セベリーノ投手の動画を公開した。

　昨年2月に受けたトミー・ジョン手術から復活を目指すセベリーノは大谷について問われると、興奮気味に「オー！　最近はブロードウェーのショーを毎日見ているような感じだよね。この男はアンビリーバブルだよ。100マイルの球を打てるし、投げられる」と大絶賛している。

　大谷とセベリーノには因縁がある。ルーキーイヤーの2018年4月にエンゼルスタジアムで対戦。内角の97マイル（約156キロ）の豪速球を、大谷に弾丸ライナーで右翼席へ運ばれていた。

　二刀流での活躍を絶賛した後、セベリーノは衝撃の一発を振り返り「そうだね。彼にはやられたよ」と苦笑いを浮かべていた。