ヤンキース戦で3試合連続の27号

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席に、3試合連発となる27号ソロを右翼席へ放った。これでメジャー単独トップに。実際の映像を球団が公開しているが、米記者からも「誰も止められない」「またやった」と衝撃の声があがっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　この男の勢いが止まらない。3回1死走者なしで迎えた第2打席、カウント3-1から相手先発のタイロンが投じた外寄り低めの88マイル（約142キロ）を引っ張った。ライナー性の打球はどよめく右翼席に着弾。ブルージェイズのゲレーロJr.を抜き、MLB単独トップとなる27号となった。現地実況席も興奮気味。大谷はホームイン後、両手を叩いて喜びを表現した。

　実際の映像をエンゼルス公式ツイッターが公開。米記者からも驚きの声があがっている。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は、自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニがまたやった。メジャー最多の27号となるソロ本塁打を放った。飛距離は395フィート（約120.3メートル）で打球速度は109.6マイル（約176.4キロ）」と速報した。

　米紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者もツイッターに「ショウヘイ・オオタニがMLB最多となる本塁打を右翼席にぶちこんだ。27号である」と記載し投稿。米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者は「ショウヘイ・オオタニは過去13試合で10本目となる本塁打。この男の勢いを誰も止められない」と興奮をつづった。