「おかえり、ケイ」― 錦織V、復活に海外記者も太鼓判「トップ10に肉薄している」
下部大会参戦を支持「素晴らしい、本当に素晴らしい決断だった」
当初予定していた全豪オープンは欠場し、下部大会を調整の舞台に選んだ。復帰戦となった1月のチャレンジャー・ニューポートビーチは初戦敗退したが、2戦目となった今大会は1回戦から着実に勝ち上がり、見事に優勝。日本人エースの復調ぶりに太鼓判を押す声も上がった。
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ポルトガルのスポーツ紙「レコード」のテニス担当ホセ・モルガド記者はツイッターで「お帰りなさい、ケイ」と投稿し、トーナメントが進むにつれ、トップ10レベルに肉薄しているように見える」と称賛した。
世界4位まで登りつめた男が、かつての強さを取り戻しつつあると評価する一方で「チャレンジャーレベルを経て、復活することは素晴らしい、本当に素晴らしい決断だった。本当に必要とされていることだった」と分析している。
右手首の負荷の高い全豪オープンなどのトップツアーではなく、試合勘とコンディションを取り戻せる、下部大会を復帰の場所に選んだ錦織陣営の選択も正解だったとみているようだ。
12日開幕のニューヨーク・オープンでATPツアーに満を持して今季初参戦となる予定の錦織。故障の苦しみを乗り越えたエア・ケイの逆襲劇が幕を開けた。
(THE ANSWER編集部)