大谷翔平のアウトは「流れを変える」 敵将が語る存在感「ただのアウト1つより大きい」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、アスレチックス戦に「2番・DH」で出場。8回の第4打席で6試合ぶりとなる今季18号ソロを放ったが、チームは4-6で敗れた。アスレチックスのボブ・メルビン監督は試合後、5回2死一、三塁で大谷を三振に仕留めた場面に言及。「ただの1アウトよりも大きく感じた」と語っている。
アスレチックス・メルビン監督が大谷を抑えた場面に言及
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、アスレチックス戦に「2番・DH」で出場。8回の第4打席で6試合ぶりとなる今季18号ソロを放ったが、チームは4-6で敗れた。アスレチックスのボブ・メルビン監督は試合後、5回2死一、三塁で大谷を三振に仕留めた場面に言及。「ただの1アウトよりも大きく感じた」と語っている。
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大谷は流れを左右する存在のようだ。エンゼルスが2-2の同点に追いついた5回。2死一、三塁の場面で大谷に打席が回ってきた。カウント2-2からの5球目、相手先発のモンタスが投じたのは低めに落ちるスプリット。大谷はタイミングを外され、空振り三振となった。ピンチをしのいだアスレチックスは6回に3点を奪って勝ち越し。そのまま勝利した。
米カリフォルニア地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」は、公式サイトで試合後の会見に臨むメルビン監督の動画を公開。「5回、大谷から奪った三振は試合で最も重要なアウトだったか」と問われると、こう答えている。
「流れを大きく変えるものだった。試合を変えられるチャンスの局面でオオタニをアウトにできるだけでも良いが、三振を奪えたことは、ただの1アウトよりも大きく感じた」
今季リーグ2位の本塁打数を記録するなど、強烈な打球で相手の脅威となっている大谷。そんな男をチャンスで封じたことが、アスレチックスの勝利に大きく影響したと感じたようだ。メルビン監督は「特定のアウトは他のものよりも重要なことがあるが、あれはまさしく重要なアウトだった」とも語っている。大谷は8回に意地の18号を放ったものの、4打数1安打1打点。チャンスでの活躍が、今後も求められそうだ。
(THE ANSWER編集部)