【テニス】錦織が手にした新たな勲章 「全米オープン・スポーツマンシップ賞」とは
テニスの全米オープン男子シングルスでベスト4に進出した錦織圭(日清食品)が新たな勲章を手にした。「全米オープン・スポーツマンシップ賞」だ。
錦織も「最高に名誉なこと」
テニスの全米オープン男子シングルスでベスト4に進出した錦織圭(日清食品)が新たな勲章を手にした。「全米オープン・スポーツマンシップ賞」だ。
大会の公式サイトが錦織の受賞を発表した同賞は「エミレーツ航空USオープンシリーズと今大会を通じ、スポーツマン精神において、最高の素晴らしさを体現したプロテニス選手に贈られる」と規定されており、錦織はプレーだけでなく、プロテニスプレーヤーとしての振る舞いでも最高の評価を手にしたことになる。
「スポーツマンシップ賞を獲得することができて、最高に名誉なことです。僕はなるべく冷静を保とうとし、(気持ちの面での)アップダウンを減らすようにしようとしてきました。自分が常に厳しい態度でいることを他の人々に示すことができたことは本当に良かったです」
そう語ったという錦織。2011年にスタートした同賞はロジャー・フェデラー(スイス)らも選出されている。トロフィーとともに贈られる5000ドルは、錦織の指定するチャリティー団体に寄付されることになる。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images