「異次元のコンタクト力!」 殿堂入りしたゲレーロの“超絶悪球打ち”を米紙紹介
ヒットゾーンは「鼻先からつま先まで」、ルーツはドミニカ時代のある競技にあり
また、エンゼルスの実況をつとめ、かつてMLBでもユーティリティとしてプレーしたレックス・ハドラーは過去に、ゲレーロは鼻先からつま先までボールを打ち返すことができると話していた、とも紹介した上で、その“悪球打ち”のルーツはドミニカ共和国で広く親しまれている“ある競技”にあるとしている。
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記事ではゲレーロが成功した理由として手の動作と視覚の連動性を意味するハンド・アイ・コーディネーションと、バットコントロールによるところが大きいと分析。加えて「彼のようなドミニカ出身の選手が親しんできたスティックボールの一種で人気のある『ヴィティラ』による効果もある」と紹介している。
ヴィティラとは、ほうきの柄をバットにし、ボールはプラスチック性のボトルキャップを使う競技。スキルがある投手だとキャップに様々な変化を与えられ、細いほうきの柄でとらえるのは非常に難易度が高いことは容易に想像できる。この経験がメジャーでも屈指の“悪球打ち”の源になっていると伝えている。
素晴らしい功績が称えられ、候補入り2年目で殿堂入りを果たしたゲレーロ。“悪球打ち”とともに名実ともにレジェンドとして後世まで語り継がれていくだろう。
(THE ANSWER編集部)