「どれほどイチローというアイコンが大きいか」 蜂の命名左右する“影響力”に脚光
米大リーグのマーリンズからフリーエージェント(FA)となり、注目が集まるイチロー外野手。国内復帰も含めた去就が話題となっているが、その枠は野球だけにとどまらない。米フロリダ州で見つかった新種の蜂にイチローにちなんだ名前がつけられ、MLB公式ツイッターは「どれほどイチローというアイコンが大きいか」と取り上げている。
新種の蜂を発見したイチローファンの学者が「Diolcogaster ichiroi」と命名
米大リーグのマーリンズからフリーエージェント(FA)となり、注目が集まるイチロー外野手。国内復帰も含めた去就が話題となっているが、その枠は野球だけにとどまらない。米フロリダ州で見つかった新種の蜂にイチローにちなんだ名前がつけられ、MLB公式ツイッターは「どれほどイチローというアイコンが大きいか」と取り上げている。
MLBの動画紹介サイト「Cut4」は「フロリダの新種の蜂がイチロー・スズキにちなんで名づけられる」と題して、科学ジャーナル「ZooKeys」に掲載された昆虫学者ホセ・フェルナンデス・トリアナ氏の論文について言及。「イチロー・スズキはマリナーズ時代に米国で名を馳せたが、40代となった近年もマーリンズで新たなファンを獲得している。その1人がホセ・フェルナンデス・トリアナだ」と触れ、同氏がファンであるイチローに敬意を表し、蜂に「Diolcogaster ichiroi」と命名したことを紹介している。
スポーツの枠を越え、新種発見の命名にまで影響を及ぼす44歳のレジェンドを、MLB公式ツイッターは「どれほどイチローというアイコンが大きいか。彼の名前が蜂の新種に授けられるほどだ」と称えた。投稿には、ファンから蜂を意味する「ビー」とイチローの名前を掛け合わせた「ビーチロー」というコメントから、「歴代最高の1人」「相手に冷や汗をかかせているに違いない」といったものまで、反響を呼んだ。
キャンプインまであと1か月に迫り、まだ所属先が決まっていないイチロー。国内復帰の可能性など去就にまつわる報道は事欠かないが、果たして、“偉大なるアイコン”はどの球団のユニホームを着て、再び蜂のごとく華麗に仕留めるスイングを見せてくれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)