大坂なおみは「最も正確性の高い選手」 大会公式が“勝負強さ”裏付けるデータ紹介
テニスの全豪オープンは22日、女子シングルス4回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)が同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。3回戦で地元のアシュリー・バーティ(オーストラリア)相手にエース12本、ウィナー24本と圧倒的な強さを見せたが、大会公式ツイッターは「ナオミ・オオサカは3回戦において最も正確性の高い選手だった。シモナ・ハレプ相手にも遂行するのか?」と、現世界女王に挑む20歳に熱視線を送っている。
「クラッチ」部門は3回戦トップの数字…世界女王ハレプ戦でも遂行できるか
テニスの全豪オープンは22日、女子シングルス4回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)が同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。3回戦で地元のアシュリー・バーティ(オーストラリア)相手にエース12本、ウィナー24本と圧倒的な強さを見せたが、大会公式ツイッターは「ナオミ・オオサカは3回戦において最も正確性の高い選手だった。シモナ・ハレプ相手にも遂行するのか?」と、現世界女王に挑む20歳に熱視線を送っている。
大坂は3回戦で時速191キロの弾丸サーブを炸裂させるなど、格上バーティを圧倒し、6-4、6-2とストレート勝ちを収めた。エースの数は12対1、ウィナーの数は24対13、ブレークは一度も許さなかった。
大会公式ツイッターは22日、「ナオミ・オオサカは3回戦において最も正確性の高い選手だった」と投稿。重要な局面でしっかりとポイントを取り切る「クラッチ」部門で、「+16.4」と3回戦トップの数字だったという。そして「シモナ・ハレプ相手にも遂行するのか?」と4回戦でも同様に正確なショットを見せられるかをポイントに挙げている。
四大大会で初の4回戦進出を果たすなど、快進撃を続ける大坂。WTAによれば、20歳104日での全豪ベスト16到達は1990年の伊達公子(19歳122日)以来日本人で2番目の若さで、グランドスラムにおいても1995年全仏オープンの杉山愛(19歳342日)に次ぐ若さだという。
4回戦で対戦するハレプは、前の試合で大会史上最長タイの3時間45分の死闘を戦い、「ほとんど死にかけた」と明かすほど体力を激しく消耗していた。バーティ戦のような正確なショットを繰り出せれば、勝機は十分に見出せるだろう。
(THE ANSWER編集部)