「彼のショット後の姿を見れば…」 名手の“91フィートの奇跡”に米メディア仰天
今季NO1のロングパットに称賛「彼は決して入らないと想定して打たない男だ」
決定的瞬間をPGAツアー公式ツイッターは「91フィート! またまたご冗談を、ジョーダン・スピース」と題し、動画付きで紹介。映像を見ると、カップの手前から捉えたスピースは小さく映るばかりで顔すら認識できない距離だが、どんどん近づいてきた白いボールがカップインしている。
仰天シーンを目の当たりにしたファンから「一般人なら200回のチャンスが必要な場面だ」「スピースがスピースたらしめることをやってのけている」などと感嘆の声が上がっていたが、米メディアもこぞって取り上げている。
ゴルフ専門誌「ゴルフ・ワールド」は「ジョーダン・スピースはこの5年間で数多くのハイライト映像に残るようなロングパットを決めてきた。しかし、ソニーオープンで決めたものほど長距離なパットはなかった」と紹介し、「彼のショット後の姿を見ればわかるように、入らないだろうと想定してパットを打つようなことは決してしない男だ」と称賛している。
スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「ジョーダン・スピースの一撃は、今季決まったツアー内のパットの中で15メートルも更新する最長記録となった。昨季の中と比較しても3番目に長いものに該当する」と今季NO1パットとなったことを紹介している。
この日は4バーディー、2ボギーでスコアを2つ伸ばして通算3アンダーとしたスピース。48位タイにとどまっているが、圧巻の28メートルパットは順位に関係なく、称賛の的になっている。
(THE ANSWER編集部)