大谷翔平、敵守備に落ち度なし“ビックリ内野安打”に米注目「完璧な送球…それでも」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で4号ソロを放つなど3安打1打点の活躍を見せた。飛距離431フィート(約131.3メートル)の一発とともに驚かれているのが第1打席だ。平凡なゴロを打たされるも、持ち前の俊足で内野安打に。米記者は「完璧な送球……それでもアウトにできなかった」と相手守備に落ち度がなかったことに注目している。
ロイヤルズ戦の内野安打に米解説者「ボー・ジャクソンのよう」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で4号ソロを放つなど3安打1打点の活躍を見せた。飛距離431フィート(約131.3メートル)の一発とともに驚かれているのが第1打席だ。平凡なゴロを打たされるも、持ち前の俊足で内野安打に。米記者は「完璧な送球……それでもアウトにできなかった」と相手守備に落ち度がなかったことに注目している。
驚くべきスピードだ。初回1死走者なし、大谷は1ボール2ストライクと追い込まれ、4球目の変化球を打たされた。平凡なゴロだ。ショートの守備位置にいた三塁手が捕球。動きに大きな無駄もない。それでも全力疾走した大谷は、送球が一塁に到達するとほぼ同時にベースを踏んでいた。判定はセーフ。リプレー検証されるも覆らず、内野安打とした。
実際の映像を米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者がツイッターに公開。「ショウヘイ・オオタニは本当に、本当に速い」などとつづっていたが、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は守備に落ち度がなかったことに注目し、こうツイートしている。
「クレイジーなのは、オオタニの打球に対して遊撃手(実際には三塁手)はすぐにボールをリリース。完璧な送球……それでもアウトにできなかった」
また米ロサンゼルスのスポーツチャンネル「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターは、現地で試合中継の解説を務めたマーク・グビザ氏が大谷を語る動画を公開。「秒速29.5フィート(約9メートル)で一塁へ。ボー・ジャクソンのようなスピードとパワーだ。右中間席への本塁打は431フィートだった」と、抜群の身体能力でマルチアスリートとして活躍したジャクソン氏の名前を挙げて称賛していた。
(THE ANSWER編集部)