[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

球種不明の87km“超遅球” 野手登板の1回2Kに米興奮「先発で起用すべき」「美しい」

13日(日本時間14日)に行われた米大リーグ・カージナルス―ナショナルズの一戦で、点差が大きく開いたためナショナルズの野手が登板。54マイル(約87キロ)の緩いボールなどを駆使し、1イニングを無安打2奪三振と好投した。三振を奪った実際の映像をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。米ファンからは「エグいね」「先発で起用すべき」などと興奮の声が寄せられている。

野手のエルナン・ペレスが登板し奪三振などを記録した【写真:Getty Images】
野手のエルナン・ペレスが登板し奪三振などを記録した【写真:Getty Images】

大差がついた試合でナショナルズの野手が登板

 13日(日本時間14日)に行われた米大リーグ・カージナルス―ナショナルズの一戦で、点差が大きく開いたためナショナルズの野手が登板。54マイル(約87キロ)の緩いボールなどを駆使し、1イニングを無安打2奪三振と好投した。三振を奪った実際の映像をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。米ファンからは「エグいね」「先発で起用すべき」などと興奮の声が寄せられている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 打者を惑わせる、見事な投球だった。1-14と大量ビハインドの8回、ナショナルズのマウンドに立ったのは内野手のエルナン・ペレスだった。1人目の打者ジャスティン・ウィリアムズを追い込み、右サイドハンドから外角高めへ79マイル(約127キロ)のボールを投じると、タイミングが合わなかったのかウィリアムズは空振り。見事に三振を奪った。

 続いて対戦したレーン・トーマスには“超遅球”も投じた。ファウル2つを打たせた後の3球目、今度はオーバーハンドから54マイルの緩い球を披露。球種は不明だが、山なりの軌道でストライクゾーンに届いたボールに、惑わされたトーマスは空振り。3球三振を奪い、ペレスは堂々とした様子。場内も騒然となった。

 最後の打者も左飛に抑え、僅か9球で三者凡退としたペレス。三振を奪った実際の映像を「Cut4」公式ツイッターが公開すると、米ファンからは「このカーブ、エグいね」「アメージングだ」「ナイスだね」「ナショナルズは彼を先発で起用すべき」「ペレスは宝だ」「なんて美しい曲がり方なんだ」などとコメントが書き込まれている。

 ペレスはベネズエラ出身の30歳。ブルワーズ時代には2017年から3年間で計7試合に登板したことがある。試合は3-14でナショナルズが敗れたが、ペレスの投球は米実況席からも「オーマイグッドネス!」などと驚かれていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集