全裸男は14時間も隠れていた サッカー試合妨害の“努力”に英感心「長い試合だった」
8日(日本時間9日)に無観客で行われた海外サッカー、ヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド―グラナダの準々決勝で、ピッチに全裸の男が乱入して注目を集めている。試合が中断する事態となったが、男は試合の14時間前にスタジアム入りし、息をひそめて隠れていたようだ。英紙が乱入の瞬間をとらえた画像を公開。海外ファンからは「長い試合だったんだな」と反響が寄せられている。
EL準々決勝で全裸男がピッチに乱入
8日(日本時間9日)に無観客で行われた海外サッカー、ヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド―グラナダの準々決勝で、ピッチに全裸の男が乱入して注目を集めている。試合が中断する事態となったが、男は試合の14時間前にスタジアム入りし、息をひそめて隠れていたようだ。英紙が乱入の瞬間をとらえた画像を公開。海外ファンからは「長い試合だったんだな」と反響が寄せられている。
辛抱強い男だった。前半6分だ。全裸の男が突如ピッチに乱入。アフロ風の髪をなびかせ、両手を広げている。後ろ姿を捉えた画像では、逞しい背筋からお尻も露わに。選手たちはボールの方向を見ているようだが、男はお構いなしに駆け回っているようだ。試合はすぐさま中断された。
英紙「ガーディアン」は公式インスタグラムで、ピッチに乱入した瞬間の画像を公開。文面では地元警察の談話として「彼は隠れていた大きなキャンバスの下からピッチに乱入した。男は警備の間を抜けて午前7時にスタジアム入りした……。彼は見つからないためにキャンバスの下に14時間いた」と男の“熱心さ”を伝えている。
決して正しい行いではないが、海外ファンからは「長い試合だったんだな」「献身的」などと感心するようなコメントが集まっていた。男はピッチに寝転ぶなど妨害したが、その後警備員によって連れ出された。試合はアウェーのユナイテッドが2-0で先勝し、準決勝へ一歩近づいた。
(THE ANSWER編集部)